カカオの生態について

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私たちがいつも食べているチョコレートは、ご存知の通りカカオが原料となっています。

しかし、カカオとはどのようなものなのか、あまり知られていない方も多いと思います。

ここでは、カカオが植物として実を結ぶまでの流れを見ていきます。

 発芽~成木
高さ6~7m、幹の太さは10~20cmの成木になります。
カカオは苗から育てた場合、3~4年目くらいから結実します。
カカオは風に弱く、直射日光を好まないため、木が大きくなるまで一般的には日陰樹(シェイドツリー)を必要とします。この日陰樹として一般的なのがバナナの木です。

 開花
枝先だけでなく幹の太いところにもかわいらしい花をつけ、1年中咲きます。
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太さは1cm程度で、色は樹の種類によって、白、ピンク、バラ色、黄、赤などさまざまです。
香りは人間にはあまり感じられないほどですが、虫が感じられる程度の弱い香りを放って受粉をうながします。

 結実
受粉した花は、約6ヶ月後に結実します。その実は「カカオポッド」と呼ばれ、ラグビーボール状に生長します。
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半年に1回結実するので、1年に2回収穫が可能です。長さ約15~20cm、直径7~15cm、重さは250g~1kgにもなる実が、1本の樹に年間で平均20~30個ほどつきます。
幹の太いところに直接、大きな実をいくつもぶら下げるも特徴です。

成熟したカカオポッドは、厚さ約1cmの堅い殻を持ち、その中にあるパルプと呼ばれる白くヌルヌルとした甘酸っぱい果肉がカカオ豆の周囲に存在します。1個のカカオポッドの中には、30~40粒ほどのカカオ豆が入っています。このカカオ豆はカカオの樹の種子そのもので、土壌に植えれば芽が出ます。

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